2021年12月5日 茅の刈り取り@太一垣
こんにちは、農村16きっぷです!
今回は、12月5日に琴浦町太一垣で行われた茅の刈り取りのボランティアについて報告します。
この日は朝からパラパラと雨が降っており、晴れ間が見えませんでした。雨が降っている間は茅の刈り取りが難しいため、雨が上がるのを待って、作業は午後からすることになりました。
雨が降っていた午前中は、かやぶき屋根の説明をしていただいたり、集落の方々と一緒にお昼ご飯の準備をしました。
鳥取県内のかやぶき屋根のおうちはもうそれほど多くなく、貴重なかやぶき屋根の家を残していきたいという集落の方々の思いを紡ぎ、現在は民宿として活用されています。伝統的なかやぶき屋根を残しながらも暖房などの設備も充実しており、とても素敵な民宿なので私も泊まってみたいなぁと思いました。
お昼ご飯はカレーということで、その時に食べるお米を、釜で炊く体験をさせていただきました。いい具合におこげがあり、とても上手に炊き上げることができました!
お昼は、自分たちで炊いたお米に用意していただいた猪のカレーをかけて、いただきました!おこげ付きのカレーは非常においしかったです。おいしすぎて、みんなおかわりしました(笑)
カレーの後にいただいた梨もとても美味しかったです。赤ナシとシルバーベルという洋ナシをいただきました。赤ナシはとてもみずみずしく、甘くておいしかったです。シルバーベルはまるでモモのような触感で、とろけるような甘さでした!とても美味しかったです!
午後になると雨も少しづつ上がり、作業に取りかかることができました!少し山の方に上がり、かやぶき屋根を新しく整備するために必要な茅を刈り取る作業をしました。
茅は背が高く、だいたい2mあります。それを何本か集め、他の草などのごみを取り除いて、底を整え、縄で縛るというのが一連の流れになります。この作業に慣れるのには少し時間がかかりましたが、コツをつかんでからは、上手に縛り上げれるようになりました。
昨日と午前中の雨のせいで茅が濡れており、少し作業がしにくかったですが、頑張りました!
軽トラ一台に乗るくらいの茅を縛り上げた後は、それを乾かしに行きました。少し離れたビニールハウスに、濡れてしまっている茅たちを立てかけて、乾かすということで、茅をビニールハウスの中に運び込み、この日の作業は終わりました。
作業は少ししかできませんでしたが、少しでも茅の刈り取り作業をお手伝い出来て良かったです。帰り際には、集落の方が作ったミニトマトや、午前中に炊いたおこげ付きのお米のおにぎりとお漬物をいただきました。全部とても美味しかったです!ありがとうございました!
太一垣集落のみなさん、ありがとうございました!
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