2020年5月17日(日)水路清掃@倉吉市寺谷
こんにちは、農村16きっぷです!
今回は5月17日(日)に倉吉市寺谷で行われた水路清掃のボランティアの報告です。
はじめに集落の方から少し説明を受け、早速作業を開始しました。今回はいつもの水路清掃とは一味違いました。よくある水路清掃では水が流れている水路の泥や土、まわりに生える草を取りのぞくことが多いです。しかし今回は、何年も手入れをせず土が水路を埋め尽くしている水路をきれいにしていきました。このような水路は水を貯えることができず、大雨が降った際に災害を起こしてしまうそうです。
作業中には巨大なミミズやトカゲ、ケムシを発見!大量のダンゴムシにも出会いました。私にとって、今までに見た中で一番大きな虫たちです。養分豊富な土なんだなぁ、と感じました。そして、これはまさに人為攪乱だ、と思いました。里山利用放棄で人為攪乱地が減少し、攪乱依存の生き物が絶滅の危機に陥っていると先日の授業で学びました。見つけた虫たちはそういった生物ではないかもしれませんが、定期的な手入れのおかげで適した環境で生きることができる里山の生物たちがいることは事実です。私たちが少しでもその力になれたのかな、と思うとなんだが嬉しい気持ちになりました。
順調に作業は進み、振り返ると見違えるように綺麗になった水路が目に入ってきました。作業終了時にはとても大きな達成感を感じました。固く積もった土を水路から取り除く作業は大変でしたが、面白い虫たちの発見、集落の方々の優しい声掛けのおかげで楽しみながら行うことができました。交流会はできませんでしたが、お互いの近況を話したりなどできて楽しかったです。
寺谷集落の皆さん、ありがとうございました!!