2022年10月2日 うぐい突き@会下
今回は10月2日に気高町会下で行われたうぐい突きでの活動の報告をします。
この日は晴天でした。朝は冷えましたが、日中は晴天のおかげで池の中に入るのがちょうどいい気候となりました😊
うぐい突きは、会下集落伝統漁法です。うぐいと呼ばれる竹を編んで作られたかごを池の中に突くことで、魚を捕まえることができます。また、うぐい突きは魚を捕まえるだけでなく、池の中の泥を掃く効果もあり、非常に大事な行事です。
会場の設営のお手伝いをして、うぐい突きの準備をしました。
今回は親子連れのほかに、鳥取大学の留学生も多く参加していたので、非常に賑やかなうぐい突きでした。
10時ごろからうぐい突きがスタートしました。
はじめは子供の部!
網を持った大人たちがミニ大堤を作って、その中で子供たちはうぐい突きを体験していました。放された鯉10匹を子供たちがうぐいで必死に取ろうと奮闘していましたが、捕れた鯉は1匹。
なかなか難しかったようです。(笑)
お次は大人の部💪
池の中は浅いとこもあれば、腰までつかるほど深いところがあり、うぐいを突き続けるのは、少し大変でした。
みんなであちこち突いてみたり、一列になっていっせいにうぐいをついて魚を追い詰めたりと3時間程度うぐい突きをしました。
私は魚を捕まえることはできませんでしたが、体験したことのない漁法を体験できて、非常に楽しかったです😊
うぐい突きが終了すると、会場に出ている屋台でお昼をいただきました。鯉の粗汁がとてもおいしかったです。鳥取環境大学の団体や学生人材バンクの団体も屋台を出しており、種類豊富な屋台を回れてとても楽しかったです。
お昼を食べ終えて、会場の片づけを行いました。テントや机名などを撤収し、汚れたうぐいを洗って片づけました。
片付けを終えると、浜村温泉の社長さんのご厚意で温泉をプレゼントしていただいたので、浜村温泉の貝殻節の里 旅風庵に連れて行ってもらいました。うぐい突きの後の温泉は格別で、冷えた体に温かい温泉が染み渡りました。
その後は集落の方と慰労会を行いました。鯉の刺身は初めて食べましたが、身が引き締まっていてとてもおいしかったです。去年のうぐい突きの様子を聞いたり、来年に向けての改善点などをみんなで話し合ったりしました。うぐい突きのコツや魚を捕まえた時の感覚、うぐい突きの歴史を聞くこともでき、集落の方たちのうぐい突きへの熱い思いを感じると共に、来年も参加して次こそは魚を捕まえてやろうと思いました。
会下集落のみなさん、ありがとうございました!
Comments