2021/5/3(月)水路清掃@国府町上地
こんにちは!農村16きっぷです。今回は、今年度2回目の水路清掃@上地について報告します。
今回は、初めてボラに参加するという1年生から、大学を卒業したOBさんまで、10人の学生・OBが参加しました。
4月に行われたボラでは雪が降っていた上地ですが、今回は天気に恵まれ、気温も高く、まさにボラ日和でした。
当日の作業は、全長が数キロにもなる上地の水路を、上流から下流まで、ひたすら綺麗にしていくというものでした。
ここまでだと、どこにでもある水路清掃ですが、上地の水路清掃では、他の集落にはないイベントが開催されます。それこそ、上地に代々伝わる、「人間ダム」です。
「人間ダム」とは、その名の通り、人間が水路にダムをつくることです。
でも、なんでダムをつくるのでしょう?
楽しいから?ただびしょ濡れになりたいから?
それもあるとは思います(笑)
でも、ちゃんとした理由があります。
水路には、水を流す前から木々が散乱しており、ある程度は水を流す前に取り除きますが、細かいものは取り除けません。また、見逃した木々も水路には残ってしまいます。
しかし、そのままの状態で水を流すと、狭くなったところや、パイプの中で木々が集積してつまってしまうのです。
もちろん、フォークを使って取り除きますが、それでも手が回らない、、、
そんな時、効率よく水に流れる木々を集める方法がないか、、、??
そこで先輩によって編み出されたのが、人間でダムをつくればいいんじゃない?作戦、そう、「人間ダム」です。
水路の途中で人間がダムをつくり、そこにたまった木々を一気にまとめて外へかき出す。
フォークで地道にかき出すより、とても効率的です!
そんなこんなで、寒いな~と震えながら、でも、それ以上にみんなで笑いながら、和気あいあいと水路を綺麗にしていく、それが、上地の人間ダムです。
かれこれ7~8年は引き継がれているのだとか、そして、今年も引き継がれました。
来年からもこの伝統が引き継がれることを願って、、、
作業は無事に終わり、今年もお米がたくさんとれること間違いなし!
いつもそんなわちゃわちゃした姿を見守ってくださる上地のみなさん、今回もありがとうございました!!
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