2019年10月6日(日)うぐいつき@気高町会下
こんにちは、農村16きっぷです。
今回は気高町会下集落で、うぐいをつくボランティアをしました。うぐいつきとは、水を抜いた池で「うぐい」という竹で編んだかごを泥の中に突きたて、中に入った魚をとる伝統漁法です。
当日は雨風がやや強く、少し寒い中の作業となりましたが、うぐいつきをしているうちに温かくなりました。二匹捕まえた学生もいれば最後まで一匹も獲れない学生もいましたが、うぐいつきの本来の目的は池底の泥をかき回して池の排水作用を促すことです。
大堤池は会下を含む三つの集落に水田耕作に必要な水を補給しています。排水が不十分だと水が行きわたらない水田が出てしまうので、うぐいつきによって池全体を混ぜるということは重要なことです。うぐいつきは伝統漁法であるとともに、周辺の集落の稲作も支えているとのことです。
交流会では上記のようにうぐいつきや会下についての説明を頂き、楽しいだけでなく大変勉強になりました。
会下集落の皆様、今回ボランティアを快く受け入れて下さりありがとうございました!